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 タケダ化成品株式会社
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社内勉強会|塗装方法とVOC削減

低VOC塗料の種類と特徴
VOC含有率 VOCの組成 長所 短所
粉体塗料 0.5%以下 ・焼付け硬化時の非反応性物質 ・非危険物である ・薄膜塗装が困難
・塗布効率が高い ・焼付け温度が高い
・厚膜塗装が可能 ・現場での調色が困難
水系塗料 7%以下 ・アルコール系他 ・水による希釈が可能 ・塗装作業性低下。気候の影響を受け易い
・焼付け硬化時の非反応性物質 ・塗装時の臭気が少ない ・低温・高湿時の造膜性問題
・洗浄排水の処理が必要
・貯蔵安定性低下
ハイソリッド塗料 30%以下 ・炭化水素系 ・ラインの大幅な変更を必要としない ・乾燥時間遅延
・焼付け硬化時の非反応性物質 ・樹脂を低分子量化する為に塗膜性能が低下
VOC削減に向けた工程内対策の項目と内容
塗装工程 対策項目 対策内容 VOC削減効果
調色・調合 色替え方式・調色順序の見直し ・調色する塗料の量を的確に把握する 〜5%
・調色を手早く行う
・塗装する色の順序を薄い色→濃い色にする
塗装 スプレーガン選択による塗着効率の向上 ・スプレーガンタイプの変更 10〜20%
・被塗物に合わせたガンの選定
・カップガンを使う
スプレー作業改善による塗着効率の向上 ・スプレーガンのエアー圧力・吐出量の適正化 10〜20%
・スプレーガン距離の適正化
・吹きつけ方向の適正化
・スプレーガンの運行速度の適正化
研修による塗装技能向上 ・塗装技能の向上によるオーバースプレーの削減 5〜20%
塗装ブースの風速調整 ・スプレーガン周辺の風速によって塗着効率が変わる。速度が速すぎると塗着効率が下がり、塗料の使用量が増加する為、制御風速を法定の範囲内で下げ、風速の適正化を行う 5〜10%
室内環境改善による製品歩留まり向上 ・ブース内・乾燥炉内の清掃励行 〜5%
・作業着から発生する毛誇りの防止
・シンナー拭き用のガーゼや布の洗濯
・塗装場周辺の空気の流れ防止、簡易型クリーンルームの設置
塗料の供給配管の見直し ・供給配管の長さや径を見直す 〜10%
・フッ素樹脂製ホースの使用
・同じ供給ホースに色味の同じ塗料を使用する
塗料の供給方法の見直し ・複数台のペイントポンプの設置、内缶の使用 〜10%
・供給回路の導入
器具洗浄 交換・清掃作業における揮発の防止 ・洗浄溶剤の少量化 5〜10%
・塗料用ホース洗浄時のエアー混入
・洗浄溶剤の回収・再利用
保管 保管・貯蔵における揮発防止 ・塗料缶・容器の蓋閉め励行 〜5%
・容器や栓・蓋の材質確認
・作業場での容器の置き場確認
・塗料スラッジの定期的な清掃と保管時の適正化
塗装方式における塗着効率
塗装方式 区分 一般的な塗着効率
エアースプレー 30〜40%
ホットスプレー 35〜45%
低圧スプレー タービンブロアー式 55〜60%
ステップダウン式 50〜55%
静電スプレー エアー霧化静電 50〜60%
エアーレス霧化静電 55〜65%
回転霧化静電 80〜85%
(ベル静電)
回転霧化静電 80〜85%
(ディスク静電)
静電ハンドガン 55〜65%
エアーレススプレー エアーレス霧化 50〜60%
※被塗物の形状や吊り方などにより変動あり
 

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